投稿日:2022-05-18
2016年10月に保安基準が改正され、2020年4月から販売されている車両には『オートライト機能』の搭載が義務化されました。
車両が周囲の明るさを検知して、自動でヘッドライトを点灯/消灯する機能です。
以前からオートライト機能はありましたが、今回の法改正で夜間走行中に手動でヘッドライトを消すことができなくなりました。
写真を見て分かる通り右の写真(法改正後)にはOFFが無くなっています。
交通事故が一番多い時間帯が、日没の始まる17時から19時頃のためです。
また、ヘッドライトの点灯タイミングは人それぞれで、事故が起きやすい夕暮れ時でもヘッドライトを点灯しない人もいます。
そんな人のうっかりや思い込みを防ぐために、義務化されました。
ヘッドライトを早く点灯することで歩行者を見つけやすくなったり、自分(車)の居場所を気づいてもらいやすくすることができます。
当社のレンタカー車両も順次新車の入庫をしていますが、軽トラックを含め全ての車両にオートライト機能が搭載されました。
ここで注意する点としては、ライトを点灯する時間が増えることによりバッテリーへの負荷が増すことや、ライトの球切れが早くなることが想定されます。
またオートライトとカーナビの明るさが連動する場合、日中のちょっとした暗さでもナビ画面が暗くされてしまい非常に見づらくなります。
夕暮れの時間帯は人が見えづらくなるというのはありますが、疲れが出てきて判断が鈍くなる時間帯でもあります。
事故はいつどこで起こるかわかりませんし、被害者にも加害者にもなりえます。
”かもしれない”運転を意識し、事故のない安全な交通社会になっていってくれたらなと思います。
担当:星野