投稿日:2019-12-06
2019年12月より運転中のスマホ使用についての法律が厳罰化されます。
携帯電話等保持による違反点数は1点から3点に、反則金も改定前と比べると約3倍金額が上がっています。
また、保持が原因で起こった事故に関しては違反点数が2点から6点となり、すべて罰則が適用になります。
改定前と比べると非常に罰則が厳しくなっていることが分かるかと思います。
厳罰化の背景には近年スマホ注視による事故が増加しており、被害者遺族から法令の厳罰化を求める声が上がってきたことにあるようです。
上のグラフは警視庁が平成30年中の携帯電話使用等による事故件数を調べたものです。
5年前と比べると約1.5倍事故件数が増えているのが分かります。
車の速度は自分たちの歩行よりも何倍もの速度で進んでいます。
60km/hで進んでいる車で2秒よそ見をすると約33.3m前に進む計算になります。
少しの油断が大きな事故を起こしかねないということです。
2019年のスマホ普及率の調査では約85%の人がスマホを所有しているというデータがでています。
それだけ便利なツールということですが、ながらスマホは周りに重大な危険を及ぼす場合があります。
TPO(時・場所・場合)を考えて、便利で安全な世の中になってくれればと思います。
担当:星野