クルマのミニ知識

投稿日:2017-03-29

点検・整備

日常点検 (1) [エンジンルームの点検]

使用者の点検及び整備の義務
自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければならない。
(道路運行車両法第四十七条)

日常点検整備
自動車の使用者は、自動車の走行距離、運行時の状態等から判断した適切な時期に、国土交通省令で定める技術上の基準により、灯火装置の点灯、制動装置の作動その他の日常的に点検すべき事項について、目視等により自動車を点検しなければならない。
(道路運行車両法第四十七条の二)


日常点検は、自動車の使用者や自動車を運行しようとする者が、日頃自動車を使用していく中で、自分自身の責任において行う点検です。走行距離や運航状況に応じて、適宜この点検を行わないとなりません。
以前は「運行前点検」と言われており、私が通っていた教習所では実技講習前に点検を行っていました。
なお、事業用自動車や大型自動車などは、1日1回運行前にこの点検を行わなければなりません。

1.ウィンドウォッシャ液の量

ウィンドウォッシャ液が十分のあるか点検します。
キャップに計量用のゲージが付いているものと、タンクにメモリがついていて、外から確認できるものがあります。

  • 1.ウィンドウォッシャ液の量

2.ブレーキ液の量

タンク内の液量がMAXとMINの間にあるか点検します。

  • 2.ブレーキ液の量

3.バッテリ液の量

バッテリ液が UPPERR LEVEL と LOWER LEVEL の間あるか点検します。
車両を揺らすと液のラインが見やすいです。
※最近はメンテナンスフリーバッテリーが普及していて、液の補充ができないタイプが多いです。

  • 3.バッテリ液の量

4.冷却水の量

タンク内の冷却水の量が既定の範囲にあるか点検します。

  • 4.冷却水の量

5.エンジンオイルの量

エンジンオイルの量がレベルゲージの範囲にあるか点検します。

平らな場所でエンジンをとめた状態で、レベルゲージを抜き取り、付着しているオイルを拭き取ります。
レベルゲージをいっぱいに差し込み、もう一度抜いてオイルの量が規定範囲内にあるか確認します。

  • 5.エンジンオイルの量

担当:佐藤

コラム

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