投稿日:2025-02-25
2025年4月1日から、車検を受けられる期間が変更になり、現在の「有効期限の1ヵ月前」から「有効期限の2ヵ月前」に拡大されます。
現在のところ、車検は有効期限の1か月前から車検を受けることが可能です。
(1か月以内に車検を受けると残存する車検証の有効期限が短縮されることなく新車検証に更新することが可能)
しかしながら年度末に車検が集中しており、車検の予約が非常に取りづらく、自動車整備士も残業・休日出勤に追われるという問題が生じています。
出典:国土交通省HPより抜粋
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000645.html
自動車業界の決算月が3月のため、3月における新車販売台数が大きく影響しております。
決算月のため大幅な値引きを行ったり、様々なサービスを提供したりするため、他の月に比べてより多くの車が販売されています。
また、税金面でも恩恵があり3月に自動車登録をすると、3月分の自動車税は徴収されずに自動車に乗ることができ
翌4月からの税金を支払うことになっています。
道路運送車両法施行規則の改正により、2025年4月1日から、車検を受けられる期間が有効期限の1ヵ月前から有効期限の2ヵ月前に拡大されます。
これにより車検満了日の2ヵ月前から受けても次回の車検満了日が短縮されなくなります。
また、自賠責保険の更新も有効期限の2ヵ月前からに変更されます。
今回の改正で車検の受けられる期間が拡大されることにより、年度末における車検の集中が緩和されることが予想されます。
しかしながら、延長されたからといってのんびりしていると、車検の予約が埋まってしまう可能性があります。
車検切れになって車に乗れなくなる最悪の事態を避けるためにも、余裕をもって車検を受けるようにしましょう。
担当:指宿