投稿日:2018-11-20
自動車の燃費表示が変わります。先日、私も新型ジムニーのカタログで初めて見ました。
日本独自の「JC08モード」から、世界的な試験法に基づいた「WLTCモード」に変更されます。
2018年10月から導入され始めました。
3つの走行モード毎の燃費が表示されるため、ユーザーの走行環境に合わせた燃費比較がしやすくなります。
◇「WLTCモード」の試験時条件の主な変更点
・車両重量(積載重量)の増加
・エンジンが冷えた状態から始動
・市街地モードではアイドリングストップ時間が短い
・郊外モード・高速道路モードでは走行速度が速い
・市街地モード・郊外モードで、一定速度に達するまでの加速が急
全体的に燃費が低くなる傾向になります。特にハイブリッドカーやアイドリングストップ搭載車は、分が悪いと言っていいでしょう。
2018年11月時点では、ほとんどの新車カタログでは旧表示を使用しています。2019年には各メーカー本格的に変更するのではないでしょうか。
「JC08モード」に比べると「「WLTCモード」は、カタログ燃費と実燃費の差は少なくなりますが、あくまでも「目安」という点は変わりません。実燃費を表示燃費に近づけるには、エコドライブを意識して運転する必要があります。
担当:佐藤